温度が高い物体から低い物体に対し、効率的に熱を伝導させる装置のことを熱交換器といいます。身近なものには車のエンジンの熱をラジエーター駅で冷却するものなどがありますし、車のエアコンもエンジンの熱を使って暖房や冷房などの風を送り込むために熱交換器が活用されています。熱交換器といっても多管式やプレート式、フィンチューブ型などいくつかの種類がありますし、形状および素材などによりコイル式や渦巻式、ジャケットや非金属などの名称が付いている製品も少なくありません。

ただ、多管式は液体から液体に熱を伝導する機能があり、プレート式は気体から気体もしくは液体から液体など取り扱う物質そのものが異なりますし、フィンチューブ型の熱交換器などは気体から液体に伝導させるエアコンに使用される熱交換器などの特徴もあるわけです。